生産者と消費者をつなぎ、食べる楽しさを育むコミュニティづくりを目指す「フードバレーとかち食の熱中小学校」は、十勝の強みである「食」や「農業」にフォーカスし、十勝の食の価値を再認識する学び直しの場を提供しています。

フードバレーとかち推進協議会と連携して2年目となる今年度の企画では、昨年11月に開催した第一弾のスーパーマーケット「フクハラ」（株式会社福原）様につづき、第二弾は「Hapio」（株式会社ハピオ）様と帯広物産協会様の全面協力のもと、日々の生活に欠かせないスーパーなどを通じて、十勝の食について学び、地産食材の価値を再認識し、消費者が新たなアクションを起こす購買行動の変化や、郷土愛の醸成を促し、循環の輪を生み出すことを目指します。

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食料自給率１１７０％を誇る十勝でも、一般消費者にとってはまだまだ身近なスーパー等の小売店が「食」との接点として重要な役割を果たしています。近年では特に、帯広市内の大型店舗の閉店の報道が続き、地域に密着したスーパーに対する期待が高まっていますが、地域において、実際に商品を流通し販売する小売業について学ぶ機会は少ないのが実情です。

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普段入ることができないスーパーのバックヤードや仕入れ先などの製造拠点などの見学を通じて、十勝の食材がどのように流通しているのか、小売と物流の仕組みを学ぶことで、それぞれが地域で果たす役割や、バイヤーの視点から見た十勝産食材の強み、地元コーナーの設置に込められた思いなどに消費者が触れて、明日から生かせる知識を身につけることで、地元のものを積極的に選ぶような消費行動へと変化が生まれ、地域の経済活動が循環し、持続可能で豊かな食の未来に繋がっていくことを期待しています。